梅雨真っ只中の7月後半。
今回は、蕎麦の収穫を中心とした農業塾の様子をお届けします。
6月の時点では成長はまばらで、土が見えている状態でしたが、
7月に入ると高さや密度が増し、無事に収穫の時を迎えました。
蕎麦を鎌で収穫していきます。
初めは、慣れない中腰での作業に四苦八苦していましたが、収穫を続けるうちにコツを掴んでいきます。
鎌で収穫する一方で、藁で結う作業も並行して行います。
藁を使用する理由は、蕎麦の茎と同じ性質のため適しているからです。
乾燥させて保管していた藁を水に漬け、柔らかくし、
藁の長さを揃えて数本取り、蕎麦を結っていきます。
この後、束ねた蕎麦を乾燥させるのですが、乾燥すると蕎麦が小さくなるので、できるだけしっかりと結っていきます。
束ねた蕎麦は、なんとトラクター2台分にもなりした。
山積みになった蕎麦をみると達成感が…!
そして乾燥の作業に入ります。
風通しの良い小屋の中で蕎麦の束を干していきます。
乾燥した蕎麦は脱穀した後、蕎麦の実や蕎麦粉に加工されます。
今回の作業は乾燥まで。
この日収穫したトラクター2台分が一体何グラムの蕎麦の実になるのか…
お茶碗2杯分と予想する参加者もいて、皆で農業の大変さを実感した1日になりました。
有機農法では除草剤を使わないため、除草作業が必須です。
これはみょうがの畝なのですが、草が茂っていてどうなっているのやら…
みょうがの茎と雑草を見分けながら慎重に雑草を刈っていきます。
ついにみょうがが顔を出しました!
太陽の光を沢山浴びて、ぐんぐんと成長してくれることを願いつつ…
雑草は1週間で30cmほど伸びるため、すぐに元の状態に戻ってしまいます。
雑草との戦いは続きます。(トホホ)
前回、6月の終わりに藁を敷いたオクラ。
7月の様子をお届けいたします。
しっかりと成長していました!
農作物はいつも期待通りに成長してくれるものではありませんが、
このオクラは農園のなかでも優秀選手です。
無事、収穫の日を迎えらますように…!
次回のご報告もお楽しみに♪
文章:こだわりや本部