千葉県香取市 じゅうべえ農場

11月の勉強会には、じゅうべえ農場様にお越しいただき、野菜の栽培や落花生の生育から加工までについて、教えていただきました。

千葉県香取市は、関東ローム層の水はけが良い土が特徴で、作物の栽培がさかんに行われていると地域。じゅうべえ農場さんでは、1677年の延宝時代よりこの土地で農業を続けてこられました。落花生をはじめ、人参やじゃがいも、さつまいもなどを7名という少人数で栽培されています。

有機煎り落花生は、栽培から焙煎まで一貫しておこなっているというこだわりぶり。原種を栽培するブリーダーとして、厳しい検査を受けています。収穫した落花生は、風をあてて強制的に乾かすのではなく、昔ながらの野積みで自然乾燥、選別は全て手作業で、目視で1つずつ確認しています。重兵衛農場さんの落花生は、他のものと比較すると茶色っぽく見えるかもしれませんが、これはあえて洗浄をしていないから。洗浄して水分が入ると、風味が落ちてしまうそうです。

乾燥後は遠赤外線釜で少量ずつ煎り、落花生本来の甘さや風味を引き出しています。焙煎は火入れ時間の調整などが求められる、限られた職人にしかできない繊細な作業。丁寧に煎られた落花生は、袋を開けた瞬間から香ばしい香りが広がり、口にするとさらに風味が抜群で、ついつい手が止まらないおいしさです。

高齢化が進む中、落花生の生産者や畑面積も減少し、品質の保持は難しくなっているそうですが、じゅうべえさんでは、原種の豆だけを扱い、畑の状態を見極めながら、高品質の落花生を提供し続けていらっしゃいます。年末年始の贈り物や団らんタイムのお供にもぴったりな落花生をぜひお試しください。