大分県臼杵市 後藤製菓

5月の勉強会にお越しいただいたのは、大分県臼杵市の後藤製菓さま。生姜を使った臼杵市の伝統銘菓「臼杵煎餅」を100年以上作り続ける菓子メーカーです。100年の節目に、それまでは廃棄していた年間2tの生姜の搾りかす廃棄0を実現。新ブランド「生姜百景」から有機生姜の自社栽培を通した地域の活性化を目指すお話をお伺いしました。

臼杵市は、味噌・醤油・お酒の発酵・醸造文化などの伝統が培われてきた食文化の町で、ユネスコ食文化創造都市に認定されています。かつては九州一の品質を誇った生姜の一大産地でもありましたが、今では作り手もごくわずかに。そこで後藤製菓では、生姜の産地としての再興、有機栽培から始まるオーガニックエコシステムの創造を開始しました。

荒廃地は、人と自然に配慮した有機農地として再生。豊かな生態系を守り、生姜の 収穫時に捨ててしまう葉は発酵堆肥として循環しています。生姜を蒸す際には温泉熱を利用した「地獄蒸し」製法で、自然の力を有効活用。他にも、有機農地の貸し出し、FSC認証紙を使用した紙製カップの使用、子どもたちへの食育の推進など、オーガニック・エコ・地域経済の循環を実現すべく多様な取り組みをされています。

有機生姜を絞った後に残る繊維は、辛み成分を多く含むため、ひと振りで辛味や温かさをしっかり感じられる「有機生姜粉末」に。お味噌汁や紅茶に、お料理の隠し味にも使えます。発酵ならではの豊かな味わいが魅力の「発酵ジンジャーエール」は、控えめな甘さとキリっとした生姜の爽快感が、様々なシーンにぴったりです。別府温泉の蒸気で24時間“地獄蒸し”し、生姜のパワーを最大限引き出した「GINGER SHOT」は、ノンカフェイン・ノンシュガーの新しいオーガニックエナジードリンク。頑張りたいときにおすすめです。

生姜の可能性を通じた温かい世界を広げる後藤製菓さま。 ぜひ店頭で商品をチェックし、温もりを感じてみてください。