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勉強会Workshop

Vol.9

ムソー株式会社 マクロビ料理教室

ムソー株式会社さんがマクロビ料理教室を開催してくださいました。

ムソー株式会社 マクロビ料理教室

ムソー株式会社さんのマクロビ料理教室

料理教室が開催されたのは、サザエさんで知られる世田谷区桜新町にある自然食品を扱うスーパーマーケット ムスビガーデン桜新町店。
こちらのお店では、無添加食品・オーガニック&ナチュラル食品を取り扱っています。そして、2階部分には正食クッキングスクールがあり、初級・中級・上級とレベルに合わせたマクロビ料理教室を開講しています。
今回は、島田 弘子(しまだ ひろこ)先生を講師に迎え、マクロビオティックとはどのような取り組みなのかというお話と調理指導をしていただきました。

マクロビオティックとは

マクロビオティックとは、長寿法とも言われる食生活のひとつのかたちです。以下の二つの考え方を特に大切にしています。

ムソー株式会社 マクロビ料理教室

1.身土不二(しんどふじ)

地元のもの、風土に適したものを大切に
昔は「三里(四里)四方のものを食べていれば長生きできる」といわれていました。身土不二とは、からだ(身)と土(土地)は不二(分かちがたく結びついているもの)である、という意味です。できるだけ住んでいる土地でとれたものを食べることで、その土地の気候風土に適した身体になり、健康を保つことができると先生はおっしゃってました。

ムソー株式会社 マクロビ料理教室

2.一物全体(いちぶつぜんたい)

食べ物の命を丸ごと
普段料理をするとき野菜の皮をむいたり、葉っぱなどが切り落とされた状態で食材が売られていることが多いです。一物全体とは、食べ物全体を命ととらえること。捨てるところなく丸ごといただくというのが基本原理です。余すところなく使えば、ごみの減量にもつながり、環境保全にも良い影響があるとのことです。
そのほか、穀物中心に、気候・季節に沿ったものを食べ、旬を感じることも大切だといわれています。

ムソー株式会社 マクロビ料理教室

実際に調理をしてみて
今回の献立は、
・蓮根とひじきの玄米ご飯
・基本のみそ汁
・梅酢を使用した人参ドレッシングサラダ
・車麩のフライ
でした。グループに分かれて調理開始です!

ムソー株式会社 マクロビ料理教室

火加減の調節などはあるものの、基本的に難しい調理や何か特別なことをしたりはしませんでした。驚いたのが味噌汁の調理法で、野菜を蒸し煮にすることでだしを使わずにしっかりとうまみを引き出していました。 食材の切り方は、一物全体の思想に則って野菜は回し切り(材料を少しずつ回しながら切ること)することで、皮・実・中心部すべてを一切れで食べられるようにしていました。

ムソー株式会社 マクロビ料理教室

食べてみた感想
全ての料理に共通しているのですが、あまり調味料を使用していないけれど野菜本来のうまみと甘みが感じられ、あっさりしているものの食べごたえがありました。
梅酢を使用した人参ドレッシングサラダはさっぱりとしていながら甘みもありました。車麩のフライは食べごたえがあり、白みそと練りごまをベースに作ったごまソースが美味しく、箸が進みます。特に感動したのがだしを使用せず作った味噌汁の味わい深さ。ぜひ家庭でも実践したいと思いました。

レシピを公開しています!ぜひお試しください♪
マクロビレシピはこちら

ムソー株式会社 マクロビ料理教室

全体の感想
今までマクロビオティックのことは言葉の大まかな意味しか知らなかったけれど、今回の料理教室で色々な話を伺い、マクロビオティックとはどのような取り組みなのかということがわかりました。
普段食事を摂る際に流れのように口にしている「いただきます」「ごちそうさま」という言葉の真意を考えるきっかけとなりました。動物性・植物性に拘らず食べ物は「いのち」で出来ていて、「いのちをいただく」ということへの感謝を忘れないでいようと感じました。

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文章:こだわりや本部 石井

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