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産地だよりReport

Vol.24

神奈川県相模原市 よしみ農園

こだわりや・こだわり市場各店で取り扱っている「よしみさんのトマト」。
神奈川県の吉見さんの畑にお邪魔してきました。

よしみさんのトマト

栽培しているトマトの品種は「ルネッサンス」

酸味が強いが、うま味と甘みのバランスが良く、調理がしやすいと言われている品種です。
一番特徴的なのは、皮が薄くゼリー状の部分(種の部分)が少ない事。
その魅力に惹かれ、自分が好きなものを作りたい!と、ルネッサンスを作り続けているそうです。

よしみ農園

皮が薄いという点でとても繊細なトマト、ルネッサンス。温度が高いと皮が割れやすく、土の状態にも左右されるため、栽培に苦労もあるそうです。
しかし、吉見さんはご自身が大好きな味と食感を持っているトマトである事、さらに「生命を支える食べ物に化学合成農薬など入れたくない!」という強い想いとこだわりから試行錯誤して、栽培を続けています。
土はアルカリ性になるよう毎回土を採取して、検査しています。その努力が実り皮が割れにくくなり、出荷ができるようになったそうです。

よしみ農園

土には微生物が不可欠。さらにミネラルと肥料のバランスはとても大事で、昨今の農産物はミネラル含有量は少なくなってきていると吉見さん。
少なくなると何が起こるのか、それはうま味が失われやすいという事だそうです。
有機肥料は、良いアミノ酸を微生物が作り上げ、そのうま味成分であるアミノ酸を吸収し、うま味のある作物が実るのだそうです。

よしみ農園

自家製の肥料(大豆を乾燥させて作った肥料)を土へ、カキの殻やお茶のしぼりカス、麦焼酎などを混ぜて作った肥料を葉に毎週散布してトマトの状態を観察しているそうです。
なぜ葉に肥料を散布するかというと、葉に散布することで土から栄養を吸収するより効率が良く、変化がわかりやすいとのこと。
ただし、その量が適しているかどうかは、トマトの状態を見つつ毎回変えていくそうです。
有機栽培をすることで、味が良くなっている事を実感している、と吉見さん。今後は、葉物野菜の栽培にも挑戦されているとのことで、橋本店へ11月下旬ごろから店頭に並んでいるそうです。2014年の出荷は、7月初旬ごろからです。
ぜひ目にとまった際は、ご賞味ください。

よしみ農園

◆取材体験記◆
いつも野菜のことを考えている吉見さん。
トマトを見ただけで、今は “鉄分が足りないな” “水分が足りないな” とわかるので、すぐに手当てをします。
そんな十分に手間ひまかけて育てた野菜を作っている吉見さんを今後も応援してゆきたいです。

こだわりや本部 斉藤

よしみさんのトマト

吉見さんの想いの詰まったお野菜はこだわりや・こだわり市場全店で取扱いを開始いたしました!!
もっと吉見さんについて知りたい方は、
吉見さんのHPへ

文章:こだわりや本部 櫻井

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