年々、不安定な天候や蜂がいなくなってしまう現象の影響で、国産の蜂蜜が減っています。
そんな大変な中でも真面目に、そして楽しそうに採蜜をしていらっしゃる中山農園さんにお邪魔してきました。
2011年も、蜂蜜業界にとっては厳しい年になるだろう、と中山さんの予測。
島根では冬が明けた頃に蜂が半分いなくなってしまったそうです。
中山農園では、今年に入って蜂の数をそれまでの3倍に増やしたおかげで、今までより採蜜量が増えたとのこと。
「今年は今までより多めにお届けできます」と、頼もしい一言をいただきました。
中山さんの蜂蜜に対するこだわりは、1回目の採蜜分は使用しない、というところまで徹底されています。
花の咲く時期の切り替わるとき、前の花の蜜と混ざってしまう可能性が高いため、「1回目の採蜜分は使用しない」ということだそうです。
当店では、中山農園の蜂蜜は百花蜜を扱うことが多いのですが、量が潤沢に採れたときには柿のはちみつなどを取り扱うこともあります。
もし店頭で見かけたときは、是非お試しくださいませ!そのときしかお求めいただけないかもしれません。
今年の島根フェアでは、「石見の蜜箱」や「石見の百花蜜」を扱う予定です。
巣蜜は、養蜂家しか味わえないと言われていたもので、贈り物としても喜ばれます。
私たちも味見をさせていただいたのですが、さわやかな香りと、濃厚な味がしました。
視察にお邪魔した前日に雨が降ってしまい、残念ながら蜂が活発に動く様子を見ることはできませんでしたので、巣箱の様子を説明していただきました。
中山さんはとてもチャーミングな方で、お話を聞いているこちらも楽しくなってくるほど。
2年ほど前から、島根フェア開催中にISP店や新宿店にて試食販売にも来ていただいています。
中山さんがいらっしゃるときに是非ご来店ください!そして、いろいろと質問してみてくださいね。
※試食販売の日程については、各店のスタッフまでお問い合わせください。
