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産地だよりReport

Vol.11

広島県尾道市 純正食品マルシマ

広島県尾道の純正食品マルシマさんにおじゃましてきました。

純正食品マルシマ

純正食品マルシマを訪ねて

純正食品マルシマは小豆島の丸島醤油尾道営業所が前身の会社です。
その後に食へのこだわりから、安心安全な食品の製造販売、卸を行うメーカーとして広く知られるブランドへと成長していきました。

今回は本社家屋にほど近い、きな粉製造工場である「新高山工場」の見学をさせていただき、マルシマさんの商品へのこだわりを実感させられました。
全作業工程を「人の手」、「人の目」にこだわり、原材料の調達から製品の製造、出荷までをすべて「自社体制」で行っています。
きな粉についてもそのポリシーは徹底されています。
見学させていただいた製造工程をご紹介します。

純正食品マルシマ

有機きな粉の製造工程

(1) 契約生産者から有機栽培の大豆が届きます。
主に北海道、青森県、秋田県などの有機栽培生産者と毎年契約し、栽培しています。

(2) 厳密な品質管理の下、倉庫に保管されている大豆。
一年間分の必要量を工場とは別の有機専用定温倉庫に保管します。
トレサビリティの為の徹底した記録管理と品質管理をしています。
(室温が15度に保たれた定温倉庫に保管しています)

(3) 大豆焙煎機で約1時間半じっくり煎る。
有機大豆を目視確認して、直火焙煎機に大豆を60Kg投入し、約1時間半(90分)じっくりと煎ります。
焙煎する温度と時間は、その時の外気温度や湿度、大豆の種類、製品の設計などの諸条件を考えて、その都度担当者が設定します。
鋼板ドラムが回転して、中の大豆を混ぜながら時間をかけてゆっくりと焙煎します。

(4) 風を当ててさまします。
風力の強い扇風機で風を当ててさまします。
ゆっくりと時間をかけて焙煎された大豆を常温になるまで冷やします。
煎りたての大豆の甘い素朴な香りが部屋中に漂います。

(5) 1日置いてから粉砕します。
ハンマー式粉砕機で少しづつ粉末にしていきます。
時間をかけて微粉末にしていきます。
滑らかな舌触りのきな粉を作るのに必要な工程で、気も抜けません。

(6) 定量充填機でひとつひとつていねいに袋詰め。
細かく粉砕されたきな粉は、定量充填機でひとつひとつていねいに手作業で袋詰めされていきます。
有機認定の為、生産担当者は内部規定に沿ってトレースできるように製造後に記録を作成します。
その後、格付担当者が各工程をチェックして、問題がない事を確認してから有機製品として出荷します。

純正食品マルシマ

商品へのこだわりが工場長以下従業員の方々までいきわたり、誇りを持って作業をしているところに共感を受けました。 食の基本である、「安心・おいしい」をひたすら追求して作られたマルシマの商品をぜひ一度、おためしください。

マルシマの商品はこだわりや・こだわり市場にて多数扱っております。
◇マルシマ 取扱の商品を一部ご紹介
有機純正醤油
国内産有機きな粉
生姜でごはん

オンラインショップでのマルシマ取扱い商品はこちら

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