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産地だよりReport

Vol.7

長野県塩尻市 井筒ワイン

長野県塩尻市にある、井筒ワインのワイナリーを見学してきました。
井筒ワインは、こだわりや・こだわり市場で取り扱っているお酒の中でも一番売れている商品です。

朝晩の温度差が大きくなる長野県塩尻市

信州長野のほぼ中央・北アルプスを望む松本平の一角、標高700メートルの桔梗ヶ原に塩尻市は位置します。
標高が高く日照時間が長い事と、盆地となっているため昼間は太陽があたると温度が上がり、夕方太陽が沈むと標高が高いため急激に温度が下がり、朝晩の温度差が大きくなります。
また、周りを高い山々(西に北アルプス連峰、東に南アルプス、南は木曽)に囲まれているために海で発生した雨雲は、山々に当り雨を降らせます。
そのため桔梗ヶ原は晴れた日が多く、乾燥し降水量も少なくなります。冬場も信州の中では雪が少なく、気温の低い地域になります。
氷点下10度以下になる日も珍しくありません。

標高が高い・朝晩の温度差が大きい・晴天率が高い、という環境により、黒いブドウはより黒く、白いブドウは少し黄色みがかった個性的なブドウとなります。
また、味も甘いだけでなく適度な酸味で濃い味に感じられます。昭和8年にワイン醸造メーカーとして創業以来現在まで、
桔梗ヶ原一帯でのブドウの栽培・収穫を背景に醸造から瓶詰めまで一貫して行うワイナリーとして、土地に根ざしたワインの質や価値を追求しています。

栽培している品種は、古くから生食用として人気のあるコンコード種、ナイヤガラ種が多く栽培されており、果実味を生かした自然で親しみやすい飲み口が好評。
また、毎年新酒を発売したり、酸化防止剤を使わないワインづくりのスタイルが人気を呼んでいます。
ブドウは搾った時点から酸化が始まるため、ほとんどのワインに酸化防止剤が添加されていますが、井筒ワインでは大地を守る会より酸化防止剤無添加のワイン造りを依頼されて造り始めたとか。
こだわりやでも欠かせない商品です。

ワインの甘口・辛口について。発酵によってぶどう由来の糖分がアルコールに変わりますが、この糖分がアルコールに変わる程度によって、甘口・辛口が決まります。
糖分をほとんどアルコールに変えてしまえば辛口のワインに、まだ糖分の一部しかアルコールに変っていないうちに発酵を止めてしまえば糖分が充分残った甘口のワインになります。
同じ赤ワインや白ワインでも、甘口・辛口で風味が異なりますので、飲み比べてお好みのワインを探してみてくださいね。

オススメはメルロー(辛口)、柔らかくて甘い風味が特長です。辛口なのでさっぱりしていて、食事と一緒でもよく合います。後味がすっきりしています。
クリスマスの時期になると、生ワインも店頭に並び始めます。生ワインは醗酵を止めない状態で瓶詰めしたもので、新鮮な味と自然な微発泡を味わえます。
年末年始は大勢で集まる機械が増える季節。お料理と一緒に井筒ワインはいかがでしょうか。

※井筒ワインの取扱は、
【東京都】
池袋ISP店、田無店、調布店、昭島店、狛江店、吉祥寺店、錦糸町店、三鷹店、永福町店
【神奈川県】
新横浜店、港南台店、橋本店、相模大野店、川崎アゼリア店、小田急相模原店
【埼玉県】
新所沢店
【千葉県】
稲毛店、流山おおたかの森店、津田沼店

以上19店舗となります。店舗により取扱商品が異なりますので、あらかじめご了承ください。

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