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産地だよりReport

Vol.26

埼玉県深谷市 ヘルシー深谷

きゅうりやねぎ、ブロッコリーなどをこだわりやへ出荷いただいている
『ヘルシー深谷』さんへお邪魔しました。

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自分の息子、孫にまで持続できる農法を目指して

約30年前に、今までの慣行栽培では土壌が痛み、自分の息子、孫にまで持続できる農法ではないのでは、と気付き、危機感を覚え、気持ちを同じくする仲間とこのヘルシー深谷を作られたとおっしゃっていました。
当時、民間農法と言われる農法や有機栽培という農法では、作物は育たない、とまで言われ、化生土壌であった土壌を有機質土壌にするのに、本当に苦労したと久保さんはおっしゃいました。
しかし、現在では慣行栽培のきゅうりに比べ、幹は太いしA品といわれる良い形で良い味の物が多く採れるようになり、埼玉県では一番最初にエコファーマーの認証を受けるまでになったと嬉しそうに語っていただきました。

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ハウスに移動し、岡田さんにきゅうりを見せていただき、実際にその場できゅうりをいただきました。栽培しているきゅうりの品種は「ズバリ163」を作り続けているとの事でした。
この品種は、とても味は良いが生産者泣かせで、実が付くところが好き勝手にできるので、思った通りにならないともおっしゃっていました。
肥料に使っているのは、大豆かすと骨粉などを発酵させたものを使用していると教えていただきました。
特に、きゅうりは、化学合成農薬や肥料を減らして作るのは、本当に難しく、慣行栽培では50~60回は消毒として農薬を使用しており、週に1回は消毒をしないと病気になってしまうと教えてくださいました(県や地域指定による)。
しかし、ヘルシー深谷さんでは、土壌を有機質にする事で、その消毒は月1回するかしないかで、土壌やきゅうりの生育状況を見ながら散布しているとのご回答をいただきました。

photo3

当初の苦労を伺うと頭が上がらないと感じると共に、作り続けていただいた事で、今、わたしたちの元に食材があるという事実に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
きゅうりの出荷時期は、3月~6月と10月後半~12月初めごろとの事です。
この時期には、こだわりやの店頭で並んでいる事もあると思います。こだわりや店舗リストは⇒こちら

文章:こだわりや本部 櫻井

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