後藤さんは15歳という早い時期から、家業である農業を両親と始め、もう40年以上のベテランです。
初めは露地でスイカを中心に落花生、麦、白ネギ、芽キャベツなどを作り、農協に出荷していました。
御前崎という土地は台風の被害が多く、思い切ってハウスを建て、夏はメロン、秋はトマトというサイクルに変更。
こだわりやとのお付き合いは、平成7年に当時の部長から「ファーストトマト」を作ってほしいと依頼し、挑戦され始めたときからです。
「ファーストトマト」は三年程度で生産が終わってしまいましたが、その後中玉トマトにチャレンジされました。
次第に今こだわりやの店頭で販売しているミニトマト(センチュリー・サンドリップ・千果・黄味娘)になり、平成21年より新たな中玉トマト(ラブリーさくら・豊味)を増やしています。
最初に黄味娘のハウスを見学させていただきました。
ハウスの中の様子、第一印象は「綺麗」!
他のハウスへお邪魔したときは、ふかふか柔らかい土によって靴が汚れたり、出荷されなかった作物が肥料の代わりにあちこちに置いてあることが多かったのですが、後藤さんのハウスは違いました。
トマトの苗の列の幅が広く取られていて、ゴミなどがほとんどなく、とても見やすいのです。
これは後藤さんの作り方に関係しているのか、地面にはシート、トマトの苗は袋培地から出ているといった状態。
後藤さんは、現在2種類の栽培方法を取っていらっしゃいます。
・ヤシガラを使い液肥をやる方法
・袋に有機肥料を施した土を入れて苗を植える方法
花の受粉にはマルハナバチを使っています。
この日は曇っていて寒いせいかほとんど動いていませんでしたが、たまーに刺されてしまうこともあるとか。。。
ハウス内の空気循環には扇風機を使い、気温が低くなる夜は暖房を入れているそうです。
どんどん伸びるトマトの枝は洗濯クリップとひもを使って高さを調整するなど、アイディアを駆使して栽培されている様子がうかがえました。
こんな風に手間ひまかけてトマトを育てているのも、
「まろやかでジューシー、単に甘いだけじゃない、コクのあるトマトを作りたい。」
という後藤さんの強い思いがあるからでしょう。
一番印象的だったのが、
「トマト作りを、好きだから続けていられる。続けていきたい。」
とニコニコしながらおっしゃっていたこと。
トマトの成長を見るのが嬉しく、また張り合いになっているそうです。
そんな愛情をたっぷりとかけられた、後藤さんのミニトマト。
艶があってハリのある皮を噛むと、甘みと適度な酸味が口の中に広がります。
サラダの彩りだけでなく、是非煮込み料理やソースなどにもお使いください。
より甘みが増して、おいしさを味わっていただけます。
一農家で作っているものをこだわりや全店で分けているため、天候などによって店頭に並べられないこともありますが、とても人気の高い商品です。
6月いっぱいくらいで終わりになりますので、お早めにお求めくださいませ。










