空港からまず向かった先は道の駅(有)あしたば。
調理場が併設された店内には、作りたてのお弁当やお菓子、採りたて野菜や津和野町の特産品がずらりと並び、朝早くから地元のお客さんでにぎわっていました。
実は、この道の駅の店内奥にこだわりやに出荷される栗の集荷所(カゴ)があるのです。
津和野町は古くから栗の産地で、津和野栗は丹波栗に負けず劣らない甘味と粒の大きさで有名です。
こだわりやでは一昨年から津和野栗の販売を始め、現在約10名の生産者の方の栗を入荷しています。
小規模栽培なので、カゴ台車1台分を集めるのに2~3日かかるとのこと。栗の旬は短く鮮度が命なので、収穫期には雨の日も風の日も天候に関係なく毎日山に収穫に出かけるのだそうです。
生産者代表の青木さんのお話では、60キロの栗を集めるのに家族3人で丸一日かかるとのこと。
特に雨が降り、ぬかるんだ山の斜面での収穫は過酷な作業です。
通常市販されている栗の多くは殺虫の為に薬品によるくんじょう処理が行われているのですが、こだわりやに出荷されている栗は、一週間低温保存することで虫を追い出しています。
「低温に置くことで糖度があがり、栗の甘味がさらに増してとっても甘い栗になるんですよ!」と役場の農産担当の若手スタッフ阿部さんが説明してくれました。
農薬、化学肥料不使用栽培ですが、虫の害もそれほどなく、収量も慣行栽培に比べて急激に落ちることもないそうなので「もう3年もすればもっと多くのお客様に津和野自慢の美味しい栗をお届けできると思います!」と、商工観光の藤山さんが力強く話してくれました。
この道の駅を拠点として、津和野町の特産物を全国各地に出荷できるように準備中なのだそうです。
小さな生産者の商品は、年間を通しての取引がなかなかできないので限定的な販売になるのですが、実現すればこだわりやにも一年を通して津和野町の商品が並ぶかも!?
やる気に満ちた役場の方々に熱いエールを送り、道の駅を後にしました。
橋本店店長 尾崎






