作業を始める前、前回同様木陰で切り株に腰かけ、
まず久松さんから、前回から1ヶ月間に管理として何をしていただいたかをご報告いただきました。
内容は細かく、何日に誰が、何時間、何をしたか。
例えば4月25日沖さんが2時間小松菜の除草をした。
5月2日高橋さんが、沖さん2名が何時間小松菜のネット張りをした。
このように、日々の工程が記録として取って有り、今回お借りしている圃場は有機認証では無いのですが、
細かく記録を付けていました。
1か月前は畝間に雑草はなかったのに、余り伸びてはいないけど雑草がびっしり。
これを皆で手作業により除草。左は前回播種したオクラの新芽。
一回に3粒の種をまき、生育中に間引きをして2本にするそうです。
前回播種した小松菜が早くも収穫時期に。
高橋さんから小松菜の収穫の仕方を教わりながら、みんな一生懸命(楽しみながら!)収穫しました。
いつもお店で小松菜は見ているはずなのに、なぜかどの長さまで育った物が良いのか、わからなく成ってしまいました。
そんな時に高橋さんから、ハンガーを切って作った簡単メジャーを借りて収穫。
根っこを約5mm残してハサミでカット。
殺虫剤も何もしないで育ったおかげで、ところどころ虫に食われてますが、
みずみずしく大きく育ってます。
今回はみんなで約15キロを収穫しました。
熱い時期日中での収穫なので小松菜が萎れていくのが早いため、
コンテナにいっぱいになったらすぐに調整室へ。
今回は収穫した作物を各店舗販売することを目的にしていますので、調整。
久松農園さんの調整場は余り広くはないので、
6人での作業が精一杯。三班に分かれて行いました。
今回は収穫・調整と一連の作業を行い、作業性を高めることで、
いかに人件費を低く抑えるかも農業としては、考えないといけないことだど感じました。
この日は三班合計で100袋作ることが出来ました。
今回の研修では収穫から調整(商品作り)→出荷→販売まで、
今回の農業塾の目的である一連の作業を行うことが出来ました。
全ての作業が全くの初めてな塾生たち不慣れな中でも一生懸命行いましたが、
講師からは全体に時間が掛りすぎていて、
(これでは人件費がかかりすぎますね!)と厳しいお言葉も!
農家さんの栽培するだけで無く当たり前かもしれませんが、収益を考えないといけないと改めて教わり、大変有意義な会でした。
次回は前回播種したとうもろこしとかぼちゃの圃場整備!次回のご報告もお楽しみに♪
文章:こだわりや本部 佐藤